桜モカ②

いまは埋まらないままの自分を受け入れていく途中

 

あれほどに夢中にがむしゃらに 子育てや仕事、恋や勉強に打ちこむ自分にはもう戻れないし、そんな体力もないけど

新しい自分に!

そんな気持ちでいます

 

全部経験したことは無駄じゃないよね?今のこの気持ちも

 

春の風が気持ちよくて

足のうらが熱くて

久し振りに深く息をした

桜モカ

新しく買ったシートの上を桜の花びらがかざる。朝揚げた唐揚げのお弁当に訪問する蟻んこ。

子供の声 ボールを打つ音

 

売店で買ったカフェモカのホイップに桜の花びらが落ちてきて 桜モカになる

 

先週末は仕事の面接で詰められて、落ち込んで帰ってきて泣いてしまったのに

今週末は こんな穏やかに過ごしている

 

人生うまくいかないなぁなんて欲張りなんだなぁ

 

子供たちが大きくなって わたしが子供たちに使う時間も労力も少なくなったら

自分の生きてる意味がぼんやり霞んで

人生がつまらなくなってしまった

 

仕事も 欠けた所を埋めるほど一生懸命になれなくて 日常が物足りなくて 不満や愚痴ばかり口からこぼれ続ける

 

子供たちが元気なら他に何も望まないと必死で生きてきた日々が今では色鮮やかに思える

 

まさに燃え尽きているんだなぁ

わたしは

お花見

ばあちゃーん!幸せつかまえた!

振り舞う桜の花びらを 両手で挟んでつかまえた孫に

 

ばあちゃんも幸せつかまえる!と 舞う花びらにパンパン手をはたくおばあちゃん

 

幸せつかまえるの なかなかむずかしいねー!とばあちゃん

 

その会話が幸せそのもので優しい気持になったよ

教習車

買い物の帰り道に、もたもたと左折する教習車にクラクションを鳴らすダンプの運転手を思わずガン見してしまった。

こっちは若葉にもならない練習中の子(勝手に若者と推測)を威圧すんじゃねぇ!おめぇの運んでる荷物全部降ろすぞ!

心があんのか

血が通ってんのか

ゴミのポイ捨てするやつも 心が捻れて血が逆流しても気づかず生きてんだろう。頭が割れても気づかないくらい なにも感じない脳をお持ちなんだろう

見えない相手を言葉で刺すやつも、見える相手になった途端、うつむいて目を合わすことができないんだろう

 

終わってるな

体の変化

パートのお休みをもらって婦人科へ行ってきた。1年位まえからの軽い生理不順と続く体調不良から更年期障害甲状腺機能の血液検査を希望して採血してもらった。

41歳の私に、先生は「まだ早いと思うけどねー」と笑う。

原因が分れば、少しは諦められるかと思ってと話すと ふふふと中年医師は笑う。

とりあえず怠い、何もしたくない。体が朝重くて起きるまで時間がかかる。

ずっと横になっていたい。毎日のパートも夕飯作りもこんなに大変だったか?と思う。

睡眠不足も辛い。どうしてこんなに疲れているのに目覚ましも鳴らない3時台に起きてその後眠れないんだろう。

酔うような体調でパートに行って、流石に今日は眠れるだろうと思うのに、又3時に私は目を冷まし絶望する。

睡眠不足は落ち込みやすく、苛立ちやすいメンタルをつくる。受け入れたり、認めたり、優しくするのが難しくて、愚痴や不満が口に出る。

こんなに生きるのって大変だったかな。週5日8時労働がきつい。つきまとう経済的負担や将来の不安は体から出ていくことなく、どっしりと停滞している。

どうしても 出来ていた頃の自分を思い出すと、ガクンと直角的下降をしている。ゆるやかにお願いしたい。

もっと忙しく働いて、予定を詰め込んでも、良く寝たらまだ頑張れた。嫌なこともあったけど、もっと前向きだった気がする。自信もあった。

振り返るから 綺麗な感じに見えるのかな。

もう、頑張れない。夕飯後の皿洗いを朝へ持ち越す日が増えた。

やりがい なんて今の私には高い山を遠くから見ている。望むのも恐れおおく、登るまえに崩れてる。

今の私を受け入れて、諦めて、

それで…

何年か先の私は微笑っているのかな。

まずは自分が大変なときも、回りに優しい自分でありたいな。誰かを羨んだり否定していたら 今の私を嫌いになってしまう。

准看時代の同年代の友達に相談したら、みんな同じだよ、おいしいお菓子沢山買ってかえりな。とラインがきた。

そうしよう。